尿失禁・尿漏れの予防 効果のある漢方薬や骨盤底筋訓練法

目次

 

 

 

尿失禁・尿もれの予防 効果のある漢方薬や骨盤底筋訓練法

 

尿失禁・尿漏れに効く漢方薬

 

漢方薬は患者の体力にに応じて薬を選びます。体力のあるがっちりタイプは実証、体力のない痩せ型は虚証、その間を中間証といい、同じ症状でも処方は異なります。

 

腹圧性尿失禁 葛根湯 実証 昼間の尿量はあまり多くなく、夜多い人に
五苓散 中間証 口が渇き、下痢や悪心・嘔吐、むくみがある人に
補中益気湯 虚証 疲れやすく、目に輝きがなく、眠りがちの人に
当帰芍薬散 虚証 冷え性で疲れやすく、貧血がある人に
小建中湯 虚証 虚弱体質で血色が悪く、だるくて疲れやすい人に
清心蓮子飲 虚証 胃腸障害があり、全身倦怠感を訴える人に
切迫性尿失禁 竜胆瀉肝湯 実証 いらいらして、のぼせ感がある人に
猪苓湯合芍薬甘草湯 中間証 排尿痛や血尿があり、排尿状態が悪い人に
八味地黄丸 虚証 口が渇き、手足に冷えやほてりがある人に
苓姜朮甘湯 虚証 腰の冷えが強く、頻尿の人に
小建中湯 虚証 虚弱体質で血色が悪く、だるくて疲れやすい人に

 

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尿失禁・尿漏れの予防

 

よい生活習慣で肥満と便秘を防ぐ

 

肥満や便秘があると膀胱が圧迫され、腹圧性尿失禁を起こしやすくなります。太っている人は、ダイエットや運動をして標準体重まで落とすことが先決です。

 

便秘は食物繊維や水分を十分にとって予防します。適切な食事と運動を心がけ、規則正しい生活を送りましょう。

 

尿失禁・尿漏れを改善する骨盤底筋訓練法

 

1~4のイラストのような姿勢で深呼吸や腹式呼吸をして、まず全身をリラックスさせます。その後、肛門をおなかの中に引き上げるつもりで、ゆっくりと締めます。

 

首や肩、腹部、臀部(でんぶ)、大腿などに力が入っているとうまくいきません。その場合はもうー度深呼吸をし、全身の力を抜きます。

 

次に、肛門よりやや前方の膣や尿道を同じ要領で締めます。排尿を途中で止めるような感じです。それができたら、10数える間、締めたままにします。

 

この運動を1日に50~100回、毎日行います。1日分をまとめてするのではなく、排尿後に10回、朝晩ベッドで10回ずつ、お風呂の中で20回、といった具合に分散させ、日常生活のなかで無理なく続けられるよう工夫しましょう。

 

1 あおむけに寝て軽く足を開いて膝を立てる 2 クッションなどに肘をついて四つんばいになる

あおむけに寝て軽く足を開いて膝を立てる

クッションなどに肘をついて四つんばいになる

3 椅子にゆったりと腰掛ける 4 机などに手をついてもたれる

椅子にゆったりと腰掛ける

机などに手をついてもたれる

 

尿失禁・尿漏れの発症と出産回数

 

尿失禁・尿漏れの発症と出産回数

 

出産回数が増えるにつれて、尿失禁・尿漏れを経験する人が増加します。

 

2回出産した女性は1回しか出産していない女性の2倍も尿失禁・尿漏れを起こしやすく、3回以上では3人に1人と高率です。

 

 

産後の尿失禁・尿漏れは、産後の早い時期から骨盤底筋訓練法を行うとかなり防げることがわかっています。

 

妊娠、出産は尿失禁・尿漏れを招く要因のひとつです。産後なるべく早く骨盤底筋訓練法を行うことは、中高年になってからの尿失禁の予防にもなります。

 

 

尿失禁・尿漏れを治したいのですが、泌尿器科に行かなければ治療できないのでしょうか?

女性に多い症状ということもあり、産婦人科でも治療を行っています。

 

特に、出産後に失禁するようになった人は、まずお産のときの主治医に相談してはいかがでしょうか。

 

 

腹圧性尿失禁ならほとんど産婦人科で治療できますが、複雑な手術が必要だったり、泌尿器の疾患がある尿失禁・尿漏れの場合などは泌尿器科に紹介されるケースもあります。

 

大学病院などで尿失禁外来を設けているところがありますが、ほとんどは泌尿器科に属し、産婦人科に開設しているところは少数です。

 

咳をしたときに少し漏れる程度ですが、家庭ではどのようなケアをしたらよいでしょうか?

症状から腹圧性尿失禁と思われますが、断定はできません。

 

尿失禁は種類によって治療法が違うので、一度、診察を受けたほうがよいでしょう。

 

 

家庭で行える手軽な治療は骨盤底筋訓練法です。ケア用品は多くの種類がドラッグストアなどで販売されています。

 

生理用ナプキン型やショーツ型があり、失禁の程度に応じて厚みも選べます。

 

症状が軽い人は生理用ナプキンで代用する例もあるようですが、尿失禁用パッドのほうが水分を固めるポリマーが多く使われており、吸収性に優れています。

 

以前は、年をとれば尿が漏れても仕方がないと考えられていました。生命にかかわる症状ではないため、医療者側も軽視し、十分な対応がなされてこなかったのも事実です。

 

しかし、今では幅広い年齢層でこの症状がみられることが明らかになり、人々の意識も変わって「生活の質(QOL)」を重視するようになってきました。

 

このような変化を受けて、日本でも尿失禁への関心が高まり、積極的に治療に取り組む施設が増えています。

 

 

恥ずかしいからと受診をためらう人が少なくありませんが、外出までひかえて消極的に暮らすのでは、QOLが損なわれます。

 

適切な治療を受けて、活動的な生活を取りもどしましょう。

 

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