トイレが近い?それって頻尿かも!回数が1日10回以上なら要注意

目次

 

 

 

1日のおしっこ回数が多い症状を頻尿といいます。膀胱や尿道の炎症など原因疾患を識別し、生活環境を見直しましょう。

 

頻尿とは?排尿回数が1日10回以上なら要注意

 

トイレが近い?それって頻尿かも!回数が1日10回以上なら要注意

 

頻尿とは、排尿回数が異常に増加することをいいます。

 

一般に、成人の正常膀胱容量は約200~300ml、1日の尿量は約1,500mlですから、1日の排尿回数はおよそ昼間4~5回、夜間0~1回です。

 

 

これが昼間10回以上、夜間2回以上になると頻尿です。

 

特に、たえず尿意があって、排尿をがまんできないという高度な頻尿を「尿しぶり(膀胱テネスムス)」といいます。また、就寝時だけ起こる、夜間頻尿もあります。

 

 

もちろん、暑さのために水をがぶ飲みしたり、ビールを大量に飲んだときなども、トイレが近くなりますが、これは体内に急激に増えた水分を排出しようとする、いわば一時的な生理反応です。

 

水分の大量摂取がないのに、排尿する回数が増えるというのは、やはり問題です。

 

 

正常な排尿というのは、次のように行われます。

 

腎臓でつくられた尿は一定量まで膀胱でためられます。

 

尿量が増えて膀胱壁への刺激が高まると、その刺激が膀胱壁にある末梢神経から脊髄排尿中枢を通じて脳の中枢神経に伝えられ、尿意を生じさせます。

 

それで「トイレに行こう」ということになるわけです。

 

それらの過程で何らかの障害が起こると、頻尿という症状が出てきます。

 

 

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頻尿の原因

 

膀胱や尿道の炎症が多い

 

頻尿が起こる原因としては、以下のことがあげられます。

 

尿量の増加で回数が増える

尿が多くなる疾患には、糖尿病や慢性腎不全の初期、内分泌異常により1日の尿量が4~10リットルにもなる尿崩症(にょうほうしょう)などがあります。

 

狭義の頻尿は、排尿回数の増加のみをさし、多尿を伴う場合を除外することもあります。

 

膀胱容量が減少する

膀胱内に腫瘍や結石があったり、妊娠時や子宮がん、卵巣がん、大腸がん、前立腺がん、前立腺肥大症、などがあって膀胱が外部から圧迫されると、膀胱容量が減り、1回の排尿量が減少して、頻尿になります。

 

膀胱結核、間質性膀胱炎などで膀胱全体が萎縮して容量が減少する、萎縮膀胱でも起こります。

 

膀胱の刺激性が高まる

少量の尿がたまっただけで、排尿の刺激が起こります。

 

泌尿器科ではもっともよくみられる病態で、膀胱炎、尿道炎、膀胱がん、前立腺炎、膀胱・尿管結石などが原因となります。

 

たとえば膀胱炎は、膀胱粘膜の炎症により粘膜の知覚が過敏になり、少し尿がたまっただけでも刺激を感じ、排尿したくなると考えられています。

 

神経因性膀胱による頻尿

排尿を調節している神経系が障害されると、排尿のシステムがうまく働かなくなり、頻尿や尿失禁などの排尿異常が起こることがあります。

 

脳脊髄腫瘍、脳血管障害、多発性硬化症、パーキンソン症候群などが原因となります。

 

神経性頻尿

腎機能などに異常がなくても、精神的要因から頻尿を訴えることもあります。

 

神経質な人がなりやすく、就寝時にはみられないのが特徴です。

 

そのほか、鎮痛薬、精神安定薬などの使用で頻尿になることもあります。

 

 

頻尿の検査

 

尿検査が重要で、尿のにごり、尿たんぱく、血尿の有無などを調べます。

 

男性では直腸診が必ず行われ、触診で前立腺や膀胱の異常を調べます。

 

 

女性では、外尿道口の視診や尿道の触診のほか、下腹部の触診で、子宮などの骨盤内臓器の異常を調べる場合があります。

 

これらの検査で、前立腺がんや前立腺肥大症、膀胱がん、膀胱炎、尿道炎、子宮がん、子宮筋腫などの有無をある程度推定し、さらにレントゲン撮影や超音波検査、膀胱鏡検査などで確定診断します。

 

こうした異常がないときは、会陰部の知覚などの神経学的検査で、神経因性膀胱の可能性を探ります。

 

 

頻尿の治療

 

原因疾患の鑑別が大切

 

まず検査を受けて、原因となっている疾患を見つけます。

 

排尿痛や血尿尿失禁などの随伴症状の有無や、頻尿が昼間あるいは夜間に起こりやすいかなどが、病気の鑑別に役立ちます。

 

原因疾患がわかったら、その治療を行います。

 

 

膀胱炎や尿道炎など、下部尿路の細菌感染で起こる炎症性疾患では、抗炎症薬や抗生物質などが使われます。

 

アレルギー性の炎症もあり、その場合は抗アレルギー薬なども用いられます。

 

神経因性膀胱の対症療法では、膀胱の収縮を抑える薬などが使われます。

 

 

頻尿の予防

 

ストレスにも要注意

 

女性に多い膀胱炎は、再発を繰り返しやすいものです。

 

ふだんから、トイレをがまんしない、外陰部を清潔にする、水分を多めにとる、からだや腰を冷やさないようにするなどの注意点を守るようにしましょう。

 

 

また、不潔な状態で性交を行うと、細菌感染を起こすことがあります。

 

直前や直後に排尿すると、ある程度防げます。

 

神経性頻尿も少なくありませんから、精神的悩みやストレスなどはなるべく早く解消するようにしましょう。

 

性感染症でも頻尿になることがありますか?

尿道炎の大多数は、性感染症で起こります。比較的多いのは、淋菌性尿道炎、クラミジア感染によるものです。

 

淋菌性では、排尿時の痛みと尿道から黄色の膿が出ることが特徴です。

 

 

クラミジア感染の場合は、あまり症状が出ないことも多く、発見が遅れがちになります。

 

近年、こうした性感染症が増える傾向にあります。特に若い人で、頻尿や排尿痛があるときは、性感染症を疑ってみることも必要かもしれません。

 

性感染症の検査が在宅郵送(匿名)で時代です。なるべく早めに検査をしましょう。

 

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高齢者がトイレが近くなるのはなぜでしょうか?

高齢になるに従って、からだのさまざまな機能も衰えてきます。

 

男性では中年を過ぎると、前立腺肥大が多く認められます。

 

 

前立腺組織が大きくなると、膀胱の出口を圧迫するようになり、さまざまな排尿障害が出てきます。

 

特に初期のころは夜間に尿意を感じることが多く、排尿困難の初期症状の重要なサインとなります。

 

女性では40歳を過ぎると、重い荷物を持ち上げたり、笑ったりしただけで尿がもれる、腹圧性尿失禁が増えてきます。

 

これも、尿道括約筋や骨盤底筋肉の機能低下によることが多いものです。

 

脳血管障害の後遺症や認知症の人でも頻尿や尿失禁が起こりやすくなります。

 

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