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急に蕁麻疹になった時の応急処置や予防法

目次

 


 

じんましんの治療

 

じんましんの治療・予防 (急にじんましんになった時の応急処置)

 

よく用いられる三つの療法

 

原因がみつかれば、その治療や除去をしていきます。それまでは、薬物療法が必要になります。

 

原因を回避する療法

 

検査によってじんましんの原因が特定できれば、これを回避、排除する治療が行われます。根本的な治療法なので効果が高く、合理的です。

 

食品や食品添加物が原因となっている場合で、日常の献立から外しにくいものは、摂取を一定量に制限します。

 

特異的減感作療法

 

アレルギー性のじんましんの場合で、原因となる物質の10~100倍に薄めたエキスを継続的に注射して、からだを慣らしていく療法です。

 

ハウスダストや食品のなかでどうしても外しにくいものなど、原因物質を回避・排除できないときにこの療法が行われます。効果については個人差が激しいようです。

 

薬物療法

 

じんましんの薬物療法原因となる物質および刺激が特定できない場合、最も一般的に用いられるのは抗ヒスタミン薬の内服です。

 

マスト細胞の中の化学伝達物質の遊離を抑制する抗アレルギー薬も、よく用いられます。また呼吸困難など症状がひどいときには、炎症を抑える副腎皮質ホルモンの内服薬も医師から処方されることがあります。

 

 

抗ヒスタミン薬を配合した外用薬や血管拡張を抑制する外用ローションが出されることもあります。

 

一般的に症状が激しいときは薬物の効果は低く、症状が落ち着いてくるにつれ効きはよくなり、使用量も減ってきます。

 

 

また抗ヒスタミン薬の種類は多く、どのタイプが効果的か、これも個人差があるので、効きが悪い場合はいろいろ試すことも必要です。

 

抗ヒスタミン薬の副作用としては鎮静作用と眠気があります。多くの場合、こういった副作用は軽く、2~3日、薬を継続して使用していると消えます。

 

次に多いのが胃腸障害で、食欲不振、嘔吐、下痢、悪心、便秘が起きます。そのほか全身倦怠、抑うつ、脱力などがみられます。

 

たまに血小板減少、溶血性貧血、皮膚炎、外用剤による接触皮膚炎が起こることもあります。小児ではごくまれに、けいれんを起こすことがあります。

 

 

急にじんましんになった時の応急処置

 

じんましんは猛烈なかゆみと発疹を伴いますが、これを抑えるには氷のうなどで患部を冷やすことでずいぶん楽になります。

 

症状が落ち着いてきたら様子をみて、そのまま改善するようだと放置しても大丈夫です。

 

氷のうで冷やしてはいけないタイプのじんましんには、寒風にさらされたり、冷たいものに触ったりして発疹のできる寒冷じんましんがあります。

 

1日たっても症状がひかない場合は、ほかの病気の可能性もあるので病院へ行ったほうがよいでしょう。

 

じんましんの予防

 

日常生活での摂生が大事

 

原因のよくわからないじんましんでは特に日常生活での摂生が必要となります。

 

それが症状を抑え、ときにはまったく出ないことにもつながるのです。

 

食事

ヒスタミンを多く含有した食品やじんましんを誘発する食品添加物を制限します。

 

嗜好品なら摂取をなるべくやめ、主要食品ならそれを食べたときに生じる発疹やかゆみの程度をみながら、必要に応じて制限します。

 

アレルギー性のじんましんの場合、原因となるアレルゲンの腸からの吸収をなるべく減らすために、暴飲暴食を避け、便秘、下痢などの胃腸障害を起こさないようにします。これは、腸に微細な傷をつくらないためです。

 

衣類

同じ箇所の皮膚が長時間刺激を受け続けると、じんましんが起きやすくなることがありますので、なるべくショーツ、ブラジャー、コルセット、ストッキングなどで圧迫しないようにします。

 

下着を替えたり、ゴムを弱くしたりして圧迫を少なくします。

 

運動

発汗によるじんましんがありますので、汗をかく運動は制限しなければなりません。

 

入浴

発汗によるじんましんや、からだが温まって起きるじんましんがありますので、長湯、熱い湯は禁物です。

 

また、皮膚のこすりすぎは血管を拡張させて、機械的刺激によるじんましんを誘発しますので、これも厳禁です。体調を崩しているときは、シャワー程度にすることも予防の一環となります。

 

睡眠

体調が悪いと、どのタイプのじんましんも起こりやすくなりますので、一定時刻の就寝、十分な睡眠を心がけましょう。

 

特に夕方に起こるじんましんは、疲労や寝不足が考えられますから、睡眠不足には注意が必要です。

 

 

原因がわかるときの治療は簡単ですが、多くの場合、特定が困難で知らないまま食べたり触ったりして刺激を受け、何度も症状が出る慢性じんましんに陥りやすくなります。

 

この場合、治療は抗ヒスタミン剤の服用が主となり、これで症状を抑えている間に、根気よく原因となる刺激を特定する努力が必要となります。あわせて日常生活で、じんましんのタイプによる摂生が必要となります。

 

また、少しよくなったからと勝手に判断して、薬を途中で中止してはいけません。一般的に、じんましんの治療には時間がかかります。あせらずに治療に臨むようにしましょう。

 

 

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