化粧品が原因で、顔の周囲に接触皮膚炎を起こした場合スキンケア!

目次

 

 

 

 

 

化粧品が原因とわかったら、どうしたらよいのでしょうか?

症状のある間は、せっけん、基礎化粧品などすべての使用を中止し、治療に専念します。

 

絶対にしてはならないのは、ステロイド系の塗り薬を使った上に化粧をすることで、これを長期間続けると、ステロイド皮膚症という問題を新たに引き起こすことになります。

 

適切な治療により炎症がなくなるまで、化粧は絶対にしないようにします。

 

炎症が治まれば皮膚科で、ほかの接触皮膚炎同様、原因物質を調べ、原因となる物質を除去してある化粧品を使うようにすれば化粧をすることは可能になります。

 

湿疹と接触皮膚炎とはどのように違うのですか?

私たちは皮膚に斑点や丘疹などができると、湿疹ができたといいますが、専門家からみればいろいろな原因のものが含まれています。

 

湿疹と接触皮膚炎はほぼ同一疾患ですが通常、原因が不明でおそらくは内因が主体とされるものに対しては、湿疹という言葉が使われることが多く、脂漏性湿疹、貨幣状湿疹、うっ滞性皮膚炎などが含まれます。

 

接触皮膚炎は、何らかの物質と接触したことが疑われるものに対して用いられます。アトピー性皮膚炎も症状として出現するのは湿疹です。

 

同じ湿疹症状でもこのように疾患名が異なりますので、素人判断をしないで、医師の正しい診断を受け、それに適した治療が必要なのはいうまでもありません。

 

顔の周囲に接触皮膚炎を起こした場合スキンケアはどうすればよいのでしょうか?

皮膚は本来、自分の皮脂と汗で、天然のきれいなクリームをつくれる作用をもっています。

 

しかし、最近の清潔志向により、それを全部洗い流して乾燥させてしまっている傾向があります。

 

それがむしろアレルゲンを呼び起こしやすい状態をつくってしまっているので、なるべく刺激の弱い洗顔せっけんで、こすらないで洗顔し、いたわることが大切です。

 

接触皮膚炎の検査

 

原因物質を明らかにし、外用薬と原因除去の両方で治す!接触皮膚炎の治療・予防・検査

 

パッチテストにより原因を判定

 

接触皮膚炎の検査では、問診と皮膚アレルギー試験 (パッチテスト)が最も重要です。

 

通常は類推される物質を塗布した絆創膏を2日間貼布し、2日後、3日後、1週間後に判定するのが一般的です。パッチをはがしたときに赤くなったり水疱ができていれば陽性で原因物質と推測されます。

 

しかし、これには何種類もの成分が入っているのが普通ですから、さらにその物質の成分別のテストも必要となります。

 

日光との関係が疑われるときは、光線テスト(光パッチテストの検査も行わなければなりません。

 

接触皮膚炎の治療と再発予防

 

外用薬と原因除去の両方で治す

 

接触皮膚炎の原因と思われるものが見つかったら、多くの場合、短期的にはステロイド外用薬を中心とした薬剤で治療します。

 

ステロイド剤は使用法をよく守ることが大切で、使いすぎは厳禁です。同時に、原因と思われる物質との接触を避けるようにします。

 

ステロイド外用薬が原因の接触皮膚炎の場合は使用をやめ、ほかのステロイド外用薬に変更したり、刺激性の弱い別の種類の軟膏を使用したりします。

 

 

こうした薬物療法に加え、生活療法も欠かせません。栄養バランスのとれた食事、十分な睡眠、ストレスをためないといった生活を心がけましょう。

 

職業上のやむをえない接触によるものであれば、良質な手袋などによる保護も必要です。

 

 

刺激性接触皮膚炎(手湿疹)の治療と予防

 

手湿疹ともいわれ、そのほとんどが刺激性接触皮膚炎です。水仕事や洗剤が主な原因とされています。主婦湿疹には進行性指掌角皮症とよばれる皮膚炎もあります。

 

これは最初指先を中心に皮膚が荒れ、乾燥し、硬くなってひび割れが起き、症状が徐々に指全体へ、さらに手のひらへと広がっていきます。

 

 

皮膚の表面は皮脂膜によって保護されていますが、洗剤や水、あるいはキーボードをたたく、ピアノを弾くなどといった刺激の連続により、皮脂膜が破壊されてしまい、その結果皮膚が荒れるのです。

 

いずれの場合も、症状に応じてステロイドの軟膏やワセリン基剤などを塗ります。それ以上に大切なのは、水仕事の際に手袋をしたり、ハンドクリームをこまめに塗ったりして、手の保護を心がけ予防することです。

 

さらに詳しく【主婦湿疹(手湿疹)

 

 

 

接触皮膚炎は、原因物質が明らかになり、早期に適切な治療を行えば治りますが、原因の確定が遅れ、慢性化すると治療が困難になります。

 

これを防ぐには、なるべく早く皮膚科を受診し、原因を見つけることが第一です。

 

また、治療には時間がかかることが多いので、努力と忍耐をもって疾患とつき合い、自分から治そうとする姿勢も大切です。

 

 

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