肉離れを起こしたときの応急処置

冷やす、包帯で圧迫する、患部を心臓より高い位置に保つ、安静にする、これらが肉離れを起こしたときの応急処置の4大原則です。

 

目次

 

 

 

肉離れの応急処置

 

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肉離れを起こしたら

 

肉離れを起こしたら1

 

肉離れを起こしたら、すぐに患部を冷やすことが大切です。

 

タオルを敷いた上に氷を置き、30分間ほど冷やし続けます。

 

 

肉離れを起こしたら2

 

冷やした後は患部に伸縮包帯を巻き、折りたたんだ座布団などの上に足をのせて休みます。

 

1~2日は、このようにして安静を保ちます。

 

 

肉離れを起こしたら3

 

だいたい3日目以降からは、患部を温めるようにします。

 

お風呂の中で軽くマッサージをしたり、蒸しタオルで温湿布をします。少なくとも1週間は続けます。

 

 

肉離れを起こしたら4

 

痛みがおさまってきたら、リハビリとして軽い運動を始めます。

 

痛みを感じない範囲でストレッチ体操などをして、徐々に慣らしていきます。

 

 

肉離れを起こしたときの応急処置「RICE療法」とは?

 

肉離れを起こしたときは、「RICE療法」とよばれる応急処置を行います。これは、次の処置の頭文字を組み合わせたよび方です。

 

【R=安静(Rest)】
とにかく無理に動かしたりせずに、患部を安静に保つことが重要です。

 

【I=冷却(Ice)】
肉離れの直後は、まず患部を氷などで30分間ほど冷やし、出血や腫れ、痛みがひどくならないようにします。

 

【C=圧迫(Compression)】
弾性包帯で患部を巻いて圧迫し、断裂した筋肉を固定させます。

 

【E=挙上(Elevation)】
患部を心臓より高い位置に保つことで、患部の血液の流れがとどこおるのを防ぎ、腫れをできるだけ少なくします。たとえば足の肉離れなら、座布団などの上に足をのせる姿勢で横になるといいでしょう。

 

 

受傷後に、このような応急処置をきちんとしておけば、後の治療がスムーズに進行します。程度にもよりますが、2~14日ほどでよくなります。

 

なお、痛みがそれほど強くない場合でも、後で内出血や腫れがひどくなることもあります。

 

また、きちんと治しておかないと、その後、再発を繰り返して重症へと進むケースもあります。

 

このくらいなら大丈夫だろうなどという自己判断は禁物です。応急処置後は必ず整形外科の診察を受けるようにしましょう。

 

 

 

ハムストリングスの肉離れのチェックポイント

 

ハムストリングスとは、膝を曲げる働きをしている太ももの裏側の筋肉群のことで、大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋の3種類の筋肉から構成されています。

 

肉離れは足の筋肉でよく起こりますが、そのなかでももっとも多く発生するのが、このハムストリングスなのです。

 

ハムストリングスが肉離れを起こした場合は、下の図のように、うつぶせになって膝を屈曲させてみてください。

 

その屈曲具合で肉離れの重症度をある程度チェックすることができます。

 

ハムストリングスの肉離れのチェック

 

軽症の場合

ハムストリングスの収縮ができ、膝の屈曲が可能です。多少の痛みはありますが、腫れやあざはほとんど見られません。

 

患部に触れるとわかりますが、筋肉の挫傷の幅は1~1.5cm程度です。安静にしていれば3~5日ほどで回復します。

 

中等症の場合

ハムストリングスの収縮が困難で、痛みのため膝を曲げることも難しくなります。

 

挫傷の幅は5~7cm程度で、痛みや腫れが激しくなります。回復までに1週間から10日はかかります。

 

重症の場合

ハムストリングスの収縮が不可能な状態で、膝の屈曲もできません。挫傷部分にはくぼみが生じ、はれも大きくなります。

 

2、3日目以降、皮下出血のために皮膚に青黒いあざができてきます。あざは2、3週間もすると膝のあたりにまで下りてきますが、これは回復している証拠でもあります。

 

ハムストリングスが収縮できるようになるまでに、少なくとも2週間はかかります。

 

肉離れとは?

 

無理な動きをして筋肉が急激に収縮すると、筋肉の間の結合組織が断裂してしまうことがあります。これが筋肉挫傷、いわゆる肉離れです。

 

筋肉の表面を包んでいる筋膜が破れたり、ひどい場合は筋肉の線推そのものが切れてしまうこともあります。

 

 

十分な準備体操をしないで運動をしたときや、能力以上の激しい運動をしたとき、筋肉の疲労、筋力の低下、あるいは重い物を急に持ち上げたときなどに、よく起こります。

 

足の筋肉、とくに太ももの裏側の筋肉(ハムストリングス)や、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋)で起こりやすい傾向があります。

 

また、春から初夏にかけてのスポーツシーズンによく起こるのも特徴です。

 

肉離れの症状

 

肉離れを起こすと、損傷した筋肉の部位に引きつれるような激痛が走り、運動を継続することができなくなるか、運動能力が極度に落ちてしまいます。

 

患部がへこんだり、しこりのようにふくれたり、皮下出血が認められることもあります。

 

 

重症の場合は、痛み、腫れ、皮下出血といった症状がいずれも強く出ます。なかには肉離れを起こしたとき、筋肉が断裂する音を聞くこともあります。

 

一般に、「ギクッ」という音がしたときは軽症で、「ブスッ」という音がしたときは中等症以上のことが多いようです。

 

なお、筋肉のへこみが明らかにみられるもの、あるいは筋肉の収縮でふくらむものは、それぞれ筋断裂、筋肉ヘルニアと診断されます。

 

肉離れを予防するには

 

肉離れのほとんどは運動中に起こっており、その原因としては、運動前の準備体操不足、筋肉の疲労、悪いフォームや無理な姿勢などがあげられます。

 

ですから、運動をするときは、必ず事前にストレッチなどのウォーミングアップを行う必要があります。ウォーミングアップとは、文字どおり、筋肉の温度を上昇させて、柔軟性を高めることなのです。

 

また運動後は、筋肉の疲労を残さないためにも、クーリングダウン、つまり整理体操をしっかりやっておくことも大切です。

 

 

なお肉離れが多く起こる時期は、季節的には春から初夏にかけてといわれます。

 

基礎トレーニングがまだ十分でなく、気温の変化などでコンディションを崩しやすい時期だからと考えられます。この時期の運動にはとくに気をつけるようにしましょう。

 

スポーツとはいわば筋肉を動かすことです。急激に筋肉に負担をかけると、肉離れなどを起こしてしまいます。

 

運動前には必ずストレッチなどのウォーミングアップを行うようにしましょう。

 

ふくらばぎの筋肉が突然けいれんを起こし、痛くてたまりません。どうしたらよいでしょうか?

腓腹筋という、ふくらはぎの筋肉が収縮してけいれんを起こす症状で、いわゆるに「こむら返り」とよばれるものです。

 

激しい運動の後や、夜手足が冷えたとき、あるいは水泳の最中に起こったりします。ふつう、数秒から数分でけいれんは自然とおさまるものですが、次のような手当てをすると、いっそう治りやすくなります。

 

座って足の親指をすねのほうにゆっくりと引っ張って、ふくらはぎの筋肉を伸ばします。また筋肉をマッサージしても楽になります。

 

なお、こむら返りを何度も繰り返すようでしたら、一度内科でみてもらう必要があります。糖尿病や腎臓病、ホルモンの病気など、原因となる病気が隠れている場合もあるからです。

 

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