しゃっくりが止まらないときの応急処置

目次

 

 

 

しゃっくりは横隔膜のけいれんによって起こります。ほとんどは数分でおさまりますが、まれに長時間持続することもあります。

 

しゃっくりが止まらないときの応急処置

 

しゃっくりを止める方法

 

しゃっくりを止める方法1

 

冷たい水を一気に飲みます。氷片を飲み込むのもよいでしょう。

 

 

しゃっくりを止める方法2

 

胃のあたりを冷たいタオルや氷のうなどで冷やします。

 

 

しゃっくりを止める方法3

 

舌を出して、指で引っ張ってみます。

 

 

しゃっくりを止める方法4

 

大きく息を吸い込んで、できるだけ長く息を止めます。

 

 

しゃっくりを止める方法5

 

アンモニアやエタノール、からし油などをかがせて上気道を刺激し、くしゃみを起こさせます。

 

 

これをやったら必ず止まるというわけではありませんが、民間療法も含め、次のようないくつかの方法があります。

 

 

呼吸の仕方を変える

深呼吸を繰り返したり、大きく息を吸い込んでしばらく息を止めてみます。また、鼻粘膜を刺激してくしゃみを起こさせることも効果的だといわれています。

 

神経を刺激する

冷たい水を飲んだり、胃のあたりを冷やしたり、手で胸を圧迫したり、舌を引っ張ったりして、神経を刺激する方法もあります。昔からびっくりさせるとしゃっくりが止まるとよくいわれますが、これも神経を刺激することで止めようというものです。

 

またアルコールやエタノール、からし油などをかいで神経を刺激し、くしゃみを誘発させる方法も効果があるといわれています。

 

呼吸中枢を刺激する

炭酸ガスには呼吸中枢を刺激して、横隔膜の運動を調整する働きがあります。そこで、口と鼻を紙袋で覆って深呼吸を2、3分間続けると、吐いた息の炭酸ガスが刺激となって、しゃっくりが止まることがあります。ただし、この方法を試みるときは、ビニール袋ではなく、必ず紙袋を使うようにしてください。

 

 

以上のような方法を試みても、しゃっくりが止まらず長時間続くようでしたら、早めに医師の診察を受けるようにしましょう。

 

鼻から咽頭にカテーテルを入れ刺激を与える理学的治療や、鎮静薬、鎮痙薬(ちんけいやく)、精神安定薬などを用いる薬物療法などが行われます。

 

しゃっくりが起きたら、冷水を飲んだり、胃のあたりを冷やしたり、手で胸をたたいたりして神経を刺激してみましょう。

 

 

 

注意事項
■しゃっくりを止める方法はいくつかありますが、眼球や頸動脈(けいどうみゃく)を圧迫する方法は危険を伴うので、お勧めできません。

 

■処置を試みてもなかなか止まらない場合は、医師の診察を受けたほうが安心です。内科や耳鼻科で調べてもらえます。

 

■長時間続くしゃっくりは、背後に原因となる重大な病気が隠れている場合が多いので、注意が必要です。

 

しゃっくりとは

 

しゃっくりは、肺の下にある横隔膜の突然のけいれんによって起こる症状です。

 

横隔膜が収縮して空気が急に吸い込まれ、同時に声帯が閉じてしまうため、狭くなった声帯を呼気が通過するときに「ひくっ」という独特の音が生じます。

 

 

熱いものや刺激のあるものを急いで食べたとき、水分の少ない食べ物のかたまりが食道下部につまったとき、食後に胃が膨張したときなどによく起こります。

 

アルコールや炭酸飲料、あるいは過度の喫煙が引き金になることもあります。

 

 

ほとんどのしゃっくりは一過性で、数分程度で自然とおさまるものですが、なかには数時間たっても数日たっても止まらない頑固なしゃっくりもあります。このような場合は、呼吸や食事、睡眠などが妨げられ、体力の消耗を招くこともありますから、たかがしゃっくりと軽く見過ごすことはできません。

 

 

48時間以上持続するものを難治性しゃっくりとよびます。この種のしゃっくりの背後には、重大な病気が隠れていることが多いので、病院できちんとみてもらわなければなりません。

 

しゃっくりの予防法

 

しゃっくりがよく起こるという人は、予防のためにも、食事はゆっくりよくかんで食べ、また満腹を避けるなど、日ごろから食事の仕方や内容に気をつけるようにしましょう。

 

眼球や頸動脈を強く圧迫すると、しゃっくりが止まる?

 

確かに、まぶたの上から指で眼球を強く押したり、頸動脈を圧迫することで、しゃっくりを止める方法もありますが、素人が行うには危険が伴いますので、お勧めすることはできません。

 

眼球を強く押しすぎて網膜剥離を起こしたり、頸動脈の血流を妨げて失神してしまうこともあるからです。

 

この方法は医師の管理下で行われる処置です。

 

 

 

しゃっくりが長時間続く場合、どんな病気の可能性がある?

 

長時間にわたるしゃっくりを引き起こす可能性のある病気は、意外と多いものです。

 

たとえば、胃や食道下部、肺、心臓などの病気が、横隔膜を刺激してしゃっくりを引き起こすことがあります。

 

また、脳腫瘍や脳血管障害、脳炎、てんかん、アルコール中毒、尿毒症など、中枢神経の病気が原因で起こることもあります。

 

なかにはヒステリーの一症状のこともありますが、この場合は睡眠時にはしゃっくりが消えるという特徴があります。このような心因性のしゃっくりは、どちらかというと女性に多くみられるようです。

 

しゃっくりそのものは緊急の処置を要する症状ではありませんが、半日も持続するような場合は、原因となる病気が、腹膜炎や脳腫瘍など重症のケースが多いので、できるだけ早く医師の診察を受けることが大切です。

 

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