外反母趾になったときの応急処置

目次

 

 

 

足の親指が、つけ根の部分から小指側に曲がってくるもので、放置すると腫れや痛みが生じます。外反母趾に気づいたら、早めに予防対策をとることが大切です。

 

 

外反母趾の応急処置

 

外反母趾の進行をくい止めるには

 

外反母趾の応急処置1

 

外出時には、スニーカーなど、つま先の部分が広くてゆとりのある靴を履くようにします。

 

パンプスのような靴を厚く場合には、3cm以下のヒールを選び、ハイヒールは避けましょう。

 

 

外反母趾の応急処置2

 

室内では、靴下やストッキングは脱いで、できるだけはだしで過ごすようにしましょう。

 

スリッパを履くときには、鼻緒のついた草履のようなタイプを選ぶとよいでしょう。

 

 

外反母趾の応急処置3

 

入浴の際には、浴槽の中で、外反しかけている足の親指をまっすぐに伸ばすようにマッサージしましょう。

 

足の指を1本ずつ手の指でつかみぐるぐると回すのも効果的です。

 

 

外反母趾の予防に足の指の体操

外反母趾の予防に足の指の体操1

足の5本の指と指の間を、ジャンケンのパーのようにできるだけ広げます。

 

うまく広がらない場合には、手で広げてもよいでしょう。両足とも、交互に行いましょう。

 

 

外反母趾の予防に足の指の体操1

床の上にハンカチやタオルを置き、足の指でつかんで拾い上げます。拾えなければ、つかんでたぐり寄せることから始めるとよいでしょう。

 

また、新聞や本のページを足の指でめくる運動も効果があります。

 

 

外反母趾サポーター

ソルボ 外反母趾サポーター(両足分)

ソルボの優れた圧力分散・衝撃吸収機能により、足指間パッド母趾用が、痛み・疲れの軽減と、足指の曲がり、バランスを補整します。

 

シリコンの外反母趾サポートパッド(両足分)

柔らかいシリコンが足指を優しく保護し、歩行時の衝撃を軽減します。

 

外反母趾サポーター*美求足(両足分)

外反母趾サポーター美求足は従来の外反母趾ソックスでは実現できなかった親指部分に直接力を加えます。より効果的に外反母趾に貢献します。

 

 

 

 

注意事項

 

■外反母趾は、放置するとどんどん進行してしまいます。足の親指が小指のほうに曲がっていたり、靴の親指のつけ根があたる部分が出っ張ってきたら、予防対策を始める必要があります。

 

■足の指の体操は、1日5分間ほどでよいので毎日継続することが大切です。最初のうちはうまくできないかもしれませんが、2~3か月続けていれば、足底の筋肉や靭帯が鍛えられて、思ったとおりに動かすことができるようになるものです。

 

■足の親指のつけ根が腫れて痛むようなら、整形外科を受診して治療を受けましょう。

 

女性に多くみられる外反母趾

足の親指が、つけ根の部分から小指側に曲がってしまった状態を外反母趾といいます。

 

つけ根の関節を構成する中足骨は、反対の足のほうに出っ張るので、「く」の字のように見えます。

 

 

初期のうちは、出っ張った部分が靴に圧迫されて痛む程度ですが、進行すると、つけ根の部分が赤く腫れて、靴を履いていないときでも痛むようになります。

 

足の親指が第2指(人さし指)の下に入り込み、足の裏の第2指のつけ根のあたりにたこができることもあります。

 

 

外反母趾の発生には、偏平足や開張足といった足の形がかかわる内的な要因と、靴などによる外的な要因があげられます。

 

 

足の骨格は、足底の筋肉や靭帯に支えられてアーチ形になっています。

 

足の裏の、親指のつけ根とかかとを結ぶラインを縦のアーチとよび、土踏まずにあたります。親指のつけ根から小指のつけ根に至るラインは横のアーチとよばれます。

 

 

発育期にはだしで過ごす機会が少ないと、縦のアーチが十分に発達せず、偏平足になることがあります。

 

成長後でも日常的にあまり歩かないでいると、足底の筋力が低下して横のアーチが消失し、開張足になりやすいものです。偏平足、開張足には遺伝的な足の形も影響します。

 

 

また、足の指で、親指が最も長いと、外反母趾になることが多いとされています。

 

 

外反母趾の発生には、靴などによる外的な要素も大きくかかわっています。

 

つま先の部分が細い靴を履き続けると、足の指が左右から圧迫されて、親指が小指側に曲がってきてしまいます。

 

 

このため、外反母趾は先のとがったハイヒールを履く女性に多くみられます。サポートタイプのストッキングや、きつめの靴下でも同様のことが起こります。

 

このほか、初経時や閉経期に外反母趾になる女性が多いため、女性ホルモンの分泌状態との関連も推測されています。

 

外反母趾の治療と診断

 

外反母趾の診断では、足の診察や症状の問診のほか、親指の部分のX線撮影検査が行われます。

 

親指の外反の角度が15°以上、また親指の中足骨と第2指の中足骨の角度が10°以上になると、外反母趾と診断されます。

 

 

外反母趾の治療には、保存的治療と手術療法があります。

 

保存的治療は、足の指の運動や歩き方の矯正、装具を用いるといった方法で、症状の進行をくい止めるものです。

 

外反母趾の多くは、保存的治療で改善できます。

 

 

外反母趾の症状が進行して強い痛みが続き、日常生活に支障をきたしていたり、保存的治療を行っても効果がみられない場合は、手術療法が選択されることがあります。

 

外反母趾の手術には、つけ根の出っ張った部分の骨を削る方法、親指の中足骨の一部を切除する方法、ずれた骨や筋肉を正しい位置に戻す方法などがありますが、いくつかを組み合わせるのが一般的です。

 

外反母趾は、単に依存するライフスタイルや、運動不足の影響で増加傾向にあります。日常生活のなかで予防を心がけることが大切です。

 

 

 

外反母趾を防ぐ靴選び

 

足のトラブルの発生には、靴による後天的な要素が大きくかかわっています。

 

外反母趾になりやすいとされる足型でも、足に合った靴を履いていれば、外反母趾を予防することは十分可能といえます。

 

 

外反母趾を予防する上での靴の購入時に最も大切な点は、試し履きをすることです。

 

その際のチェックポイントとしては、

  1. つま先から靴の先端まで1cmほどのゆとりがある
  2. 足と靴の最も幅の広い部分が一致していて、履いたときの圧迫感がない
  3. 足と靴のアーチの位置や高さが合っている
  4. 靴が足の甲を軽く押さえる程度に密着しており、また靴の上部がくるぶしにあたらない
  5. かかとの部分がフィットしていて、くい込んだり余ったりしない

といった要素があげられます。

 

試し履きは椅子に座ったままではなく、必ず立って行い、20~30歩ほど歩いてみることも大切です。

 

できれば、シューフィッターや、専門知識をもった店員に相談しながら選ぶようにしましょう。

 

外反母趾の矯正グッズ

 

軽度の外反母趾であれば、矯正グッズを用いた保存的治療で矯正することができます。

 

外反母趾を起こした足は、横のアーチが浅くなっていることが多いものです。

 

 

そこで、アーチの頂点にあたる、第2指のつけ根のあたりが盛り上がった中敷きを靴に入れたり、アーチを保つためのパッドを靴に装着すれば、外反母趾の進行を防ぐことができるのです。

 

 

また、外反母趾の初期であれば、縦長に丸めたガーゼを半分に折って、親指と第2指の間にはさみ、指の間を広げる方法でも改善効果がみられます。ガーゼは、靴を履くときだけでなく、就寝中にもはさんでおきます。

 

中敷きやパッド、足の指の間を広げる矯正グッズは、いろいろなタイプが市販されています。

 

まず、試しに市販品の外反母趾の矯正グッズを利用してみるのもよいでしょう。

 

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