舌をチェックしよう!画像で分かる舌の状態 舌苔の原因・症状・治療

目次

 

 

 

食べ物のかすを舌の上に残したまにしておくと、舌苔になることがあります。歯を磨くときに、舌も一緒に磨くと舌苔の予防になります。

 

こんな症状に注意
  • 舌に苔や毛のようなものがみられますか?
  • 胃・十二指腸の炎症や潰瘍はありませんか?
  • 下痢をしていませんか?
  • 糖尿病ではありませんか?
  • 舌に赤い斑点がみられますか?
  • 舌が痛みますか?
  • 舌にできものがありませんか?
  • 舌に溝ができていませんか?

 

舌は、口腔内の衛生状態や全身の健康状態の影響を強く受けます。歯磨きやマウスウォッシュの習慣をつけて、舌を清潔に保ちましょう。

 

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舌苔とは文字どおり舌に苔ができたようになります

 

舌をチェックしよう!画像で分かる舌の状態 舌苔の原因・症状・治療

 

舌の表面は舌背(ぜつはい)とよばれ、健康な状態では通常、薄いピンク色をしています。ところが、何らかの原因で舌背の色や状態に変化の起こることがあります。

 

その代表が舌苔(ぜったい)で、舌背が付着物で覆われ、文字どおり舌に苔ができたようになります。

 

 

唾液の分泌の減少や口腔の不衛生などによって、軽度の舌苔は誰にでも起きるポピュラーな病状です。

 

たいていの場合、あまり問題はありません。しかし、口の中を不衛生にしていると、舌苔は分厚くなりやすく、口臭の大きな原因にもなります。

 

 

また、消化器系の病気にかかると、舌苔になることが多く、体調や病気の診断に役立つケースが少なくありません。

 

舌苔は子どもや若年者にはあまりみられず、中・高年齢の人に多く発生します。性差はないようです。

 

 

舌をチェックしよう

 

舌は感染症、栄養状態、全身性疾患などに敏感に反応します。

 

時々舌を鏡に映し、いつもと違った様子はないかチェックしましょう。

 

舌苔

黒毛舌

溝状舌

舌苔

 

 

舌の表面に灰白色や黄白色などの苔のようなものがついています。表面はぎらざらし、でこぼこになっています。

黒毛舌

 

糸状乳頭が伸び、まるで黒い毛が生えたように見えます。乳頭の長さは2cm以上になることもあります。

溝状舌

 

舌の中央の深い溝から小さな溝が左右に出ている形や、舌全体に小さな溝が多数分布するものなどがあります。

 

 

 

舌苔の原因は大きく分けて2種類あります

 

舌苔の原因を大きく分けると、口腔内の不潔や不衛生によるものと、消化器系疾患などの病気(原疾患)の一症状として現れる場合の2種類があります。

 

両方の原因が重なって起こることも、まれではありません。

 

 

歯磨きを怠るような不潔な生活習慣が原因で起きたり、唾液分泌量の減少、口呼吸による口腔の乾燥、喫煙なども影響することがあります。

 

原因となりやすい病気もいろいろあり、熱性疾患では高熱で舌苔が生じやすくなります。

 

 

また、糖尿病や胃腸障害によっても舌苔は生じます。特に慢性の下痢による脱水は、舌苔の原因の一つといわれています。

 

このほか唾液腺の機能低下による口腔の自浄作用の低下も原因となることがあります。

 

 

ただし、これらの詳しい因果関係は解明されていません。しかし、病気が治ると舌苔が消えることから、病気が何らかの形で影響していることは間違いなさそうです。

 

 

年をとると口の中が乾き、舌苔になることが多い

 

口の中が乾燥すると、舌や唇、ほおの粘膜も乾燥し、亀裂が生じ、出血しやすくなります。

 

若い世代ではほとんど起きないことで、高齢になるほど唾液の分泌が減少し、強く現れます。

 

食事や会話に支障が生じたり、義歯が不具合になったりします。

 

また、糖尿病、唾液腺疾患、口腔への放射線照射、薬の副作用、内分泌や代謝異常などが考えられます。

 

不安や怒りなどが原因で生じることもあります。

 

舌苔の原因を早めに突きとめて除去し、対症療法として、よくかむことなどを心がけます。人工唾液を使用してもよいでしょう。

 

 

舌苔の症状 軽度の場合は白いが重度になると黒色に変化

 

舌は舌乳頭(ぜつにゅうとう)という密集した特殊な粘膜で覆われています。

 

ほかの皮膚と同様、舌乳頭も新陳代謝を繰り返しており、古くなった舌乳頭は脱落して、新しい舌乳頭に変わっていきます。

 

 

舌苔は、舌背からはがれ落ちた舌乳頭、食べ物の残りかす、口の中にすみつきやすい細菌、真菌(カビ)などの集積が苔のようになったものです。

 

軽度の場合は舌苔はそれほど厚くはなく、白っぽい色をしていますが、重度になるほど分厚くなり、色も黄色、褐色、黒色に変化します。

 

 

症状が進行すると、舌背の中央部から喉の奥の舌根部へと拡大していきます。歯の当たる部分や、舌乳頭のない舌の裏側などにはできません。

 

厚さと広さによって、第1度(軽度)から第4度(重度)に分類することもあります。

 

 

自覚症状はほとんどありませんが、人によっては味覚障害や違和感をもつ人もいます。

 

重度の場合は、口腔の自浄作用が弱まり、炎症や口臭が激しくなることがあります。

 

 

また、原因となる疾患があって現れたり、類似した舌の異常もいくつかあるため、医療機関で診察を受けることが大切です。

 

 

 

 

舌苔の治療・取り方・予防

 

軽度の舌苔は、口腔内の洗浄だけで治り、特に治療を必要としません。朝晩の歯磨きのほか、洗口液の使用などが効果的です。

 

重度の場合は口腔内の清浄のほかに、歯ブラシ、ガーゼ、タオルなどで舌苔をぬぐい取ります。

 

 

一度治った人でも、食べ物の残りかすが付着しやい人や喫煙者、口腔衛生が習慣づけられていない人などは、1日1回程度、タオル類で舌苔をぬぐう習慣を身につけ予防するとよいでしょう。

 

一方、病気による舌苔で、原因疾患が判明した場合は、口腔内の清浄と併せて、病気の治療を行います。

 

 

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