貧血とはヘモグロビン濃度が正常以下になり、さまざまな症状が現れる状態

貧血とは

 

 

ヘモグロビン濃度が正常以下になる

 

血液には、有形成分の血球と液状成分の血漿の二つの成分があります。

 

血球には赤血球、白血球、血小板という3種類の成分があり、赤血球は主に酸素を運ぶ役割をします。

 

この赤血球中のヘモグロビン(血色素)が減少したり赤血球の数が減ると酸素の運搬が不足して、さまざまな症状が現れる状態が貧血です。

 

関連貧血の症状

 

酸素の運搬は、赤血球中のヘモグロビンが酸素と結合することで行われます。

 

 

血球は主に骨髄でつくられます。赤血球をつくるもとの細胞である幹細胞はやがて赤芽球という細胞に変化し、ビタミンB12や葉酸、鉄などの働きで細胞分裂を起こし、赤血球へと変化します。

 

この過程でヘモグロビンが合成されます。

 

 

ヘモグロビンの値は濃度で表され、成人男性では13g/dl未満、成人女性は12g/dl未満のときが貧血とされています。

 

しかし、この基準値を下回ったからといって、すぐに自覚症状が現れるわけではありません。

 

基準値には多少個人差があります。

 

 

赤血球はほかの細胞同様、新陳代謝を繰り返し、約120日間で入れ替わります。貯蔵は不可能なので、破壊される量が多かったり、産生に支障が生じれば、不足してきます。

 

女性に貧血が多いのは、毎月、月経によって失血することも関係しています。

 

 

ありふれた病気だけに軽視しがちですが、進行すれば各臓器、特に心臓や肺への負担が増し、手術の際も輸血が必要になったり回復力が弱くなったりするので、決してあなどることはできません。

 

集団検診や献血のときに、貧血あるいは貧血傾向といわれたらきちんと治療を受けましょう。

 

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