脂質異常症(高脂血症)とは?コレステロールと中性脂肪の過剰が問題!

脂質異常症(高脂血症)とは?

 

 

人の血液は赤血球、白血球、血小板、血漿からなります。この血漿から線維素を除いたものが血清で、血清にはグルコース、アルブミン、ホルモン、ミネラル、脂質などが含まれています。

 

脂質は大きく分けるとコレステロール、トリグリセライド(中性脂肪)、リン脂質、遊離脂肪酸があり、この四つの脂質を血清脂質といいます。

 

 

四つのうちどれか一つでも血清濃度が高い状態を示せば脂質異常症(高脂血症)です。

 

ただし臨床的には、主にコレステロールと中性脂肪の過剰を問題にしており、前者を高コレステロール血症、後者を高トリグリセライド血症(高中性脂肪血症)といい、この二つをまとめて脂質異常症(高脂血症)とするのが一般的です。

 

 

脂質異常症(高脂血症)は一般に身体症状が現れにくい病気です。

 

しかし重篤な脂質異常症(高脂血症)では、肘や膝の関節や臀部、アキレス腱などに余分な脂肪の塊ができる黄色腫、手の腱をさや状に包む結合組織に炎症が起こる腱鞘炎、角膜のまわりに黄ばんだ弧状あるいは輪状の角膜輪などが生じるケースもあります。

 

 

脂質異常症(高脂血症)は動脈硬化を進行させる最大の危険因子とされ、放置すると狭心症や心筋梗塞といった虚血性心疾患や脳梗塞などの脳血管障害を引き起こす例も少なくありません。

 

また、血中の脂質が増えることから、脂質の代謝に異常が生じ、代謝の主要な臓器である肝臓や膵臓の病変を招き、脂肪肝や急性膵炎、胆石を発症するケースもあります。

 

 

脂質異常症(高脂血症)は食生活の欧米化により、脂肪の摂取が増加するに従って増えてきました。

 

 

コレステロールを含む食品

 

コレステロールが多い食品は、鶏卵の卵黄、豚や牛のレバー、ウナギやイカ、クルマエビといった魚類です。これらの食品の過剰摂取は避けましょう。

 

食品名

含有量mg/100g

1回摂取量

目安量(g)

コレステロール(mg)

ウナギ(かば焼き)

240

100

240

鶏卵(全卵)

470

50

235

鶏卵(卵黄)

1300

18

234

イカ(生)

300

60

180

たらこ(生)

340

50

170

豚レバー

250

50

125

牛レバー

240

50

120

アユ(養殖)

110

70

77

鶏肉(若鶏もも)

95

80

76

クルマエビ

150

40

60

牛肉(肩ロース)

65

80

52

ヒラメ(生)

65

80

52

 

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