便秘の症状は下腹の膨満感が特徴

便秘の症状は下腹の膨満感が特徴

 

 

便秘の典型的な症状は下腹部の不快感です。おなかが張る膨張・膨満感を感じたり、腹痛が起こり、吐き気をもよおして実際に嘔吐する場合もあります。

 

下腹部の不快感は便が腸を圧迫することよりも、腸内にガスがたまって腸管を圧迫して起こることがほとんどです。

 

 

便秘により自律神経のバランスが崩れると、肩や首の筋肉の緊張が増し、肩こりや頭痛を引き起こすこともあります。

 

また、肌の新陳代謝が悪くなり、ニキビや吹きでものも出やすく、つやがなくなり、肌荒れの原因にもなります。下腹部などの不快感や肩こり、頭痛が強いと、イライラして不眠につながることもあります。

 

腸での便の滞留時間が長くなると、腸内細菌による発酵・腐敗が進みすぎて、自家中毒になるといわれています。

 

アミノ酸の分解過程で生成されるアミン類には、ときとしてヒスチジン、ヒスタミンなどの有毒なものがあります。毒物が肝臓に運ばれて、肝臓での解毒が間に合わなくなると、腹痛や悪心などの中毒症状が出るとされています。

 

腸内細菌のつくる物質のなかには、発がん物質もあるという説があります。動物実験では、サイトカインという物質が腸内細菌の働きによって発がん物質に変わり、肝臓がんの原因になると報告されています。

 

 

 

受診が必要な便秘の症状

 

便秘の多くは日常生活を見直すことで改善されるものですが、病気が原因になっているケースもあるので注意が必要です。

 

排便の回数が急に減少し、激しい腹痛や吐き気、嘔吐などを伴う場合は腸閉塞や虫垂炎、急性腹膜炎などが疑われるので、すぐに病医院を受診しましょう。

 

便秘と下痢を交互に繰り返すケースでは、過敏性腸症候群のほか大腸憩室、大腸がんなどが考えられます。

 

 

また、それまで便通が順調だったのに、中年になってから便秘ぎみになり、排便しても硬いコロコロした便が少量出るだけで残便感があったり、便に血が混じっているときは、大腸にがんやポリープが発生している可能性があります。

 

たかが便秘と考えず、原因を明らかにすることが大切です。

 

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