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ワキガの検査

ワキガの検査

 

 

思春期になり、家族や友人にワキガを指摘されて診察を受ける人もいますが、自分でにおいを気にしている人が多くみられます。

 

においは数値的に表されるものではありませんが、ワキガ体質かどうかを見分ける方法としては耳垢を調べることがあります。耳垢が湿っている人の70%くらいには、多かれ少なかれワキガがあるからです。

 

 

外耳道がアポクリン汗腺の存在する数少ない部位の一つで、外耳道が湿っているということは、特別な耳の病気がない限り、アポクリン汗腺が多く存在すると考えられます。

 

外耳道に多数のアポクリン汗腺があるということは、わきの下にも多くのアポクリン汗腺があり、つまりワキガ体質であると推測されます。

 

 

ワキガは遺伝するといわれています。

 

片親がワキガ体質ならば約50%、両親ともワキガ体質ならば、子どもがワキガになる確率はほぼ80%と報告されています。診察の際には、問診で家族歴を聞かれることもあります。

 

 

下着のわきの部分が黄ばみやすいこともワキガを判断する目安の一つです。

 

原因はアポクリン汗腺の分泌液の中に含まれる鉄分やリポフスチンとよばれる成分の色素がついてしまうためです。

 

 

ワキガの人の多くはわき毛が濃く多いタイプです。アポクリン汗腺は必ず毛根とつながっているため、わき毛が多いということは、それだけ多くのアポクリン汗腺が存在していると考えられます。

 

傾向として、男性は猫の毛のように細くさらっとしたわき毛の人に、アポクリン汗腺が多数存在しているようです。

 

逆に女性は毛が多いだけでなく比較的太く、毛根や毛球が大きめで、1本の毛穴から2本の毛が生えているような毛の密集度が高い場合には、アポクリン汗腺が多くみられます。

 

 

また、ワキガ体質の人はわきの下に大量の汗をかく傾向が強いようです。

 

この場合、精神的な緊張や気温の変化などに関係なく、いつも湿っていて、やや粘り気の強い汗です。

 

 

専門家からみて、それほど強いにおいとは思えないのに、ワキガで人に迷惑をかけていると思い悩む人がいます。

 

部屋に入ると、みんなが嫌な顔をする、電車やバスに乗ると乗客が顔をそむけるなどと思い込む神経症の人もいます。

 

 

いずれにしても、においへのこだわりには個人差があり、人それぞれです。

 

体臭の強弱だけでなく、体質、悩みの程度、どの程度治したいかという要求水準に合わせて、総合的にワキガかどうかを判断していきます。

 

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