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水虫の原因|爪が白く濁ったり、厚くなっていませんか?それは白癬菌かも知れません

目次

 


 

こんな症状に注意
  • 足が不潔で、むれた状態になっていませんか?
  • 足の指の間が赤くなったり、白くただれてジクジクしていますか?
  • 足の指の間がかゆくないですか?
  • 足の裏に小さな水ぶくれができていませんか?
  • 足の裏全体が厚く硬くなっていませんか?
  • 爪が白く濁ったり、厚くなっていませんか?

 

一般的なカビによる皮膚疾患で、国民の4人に1人は感染しているといわれます。薬物治療を根気よく続けて完治しましょう。

 

水虫とは?

 

【水虫】 水虫の原因|爪が白く濁ったり、厚くなっていませんか?それは白癬菌かも知れません

 

カビの感染で起こる

 

水虫は白癬菌(はくせんきん)というカビ(真菌)が、からだに寄生して起こる感染症です。

 

カビには、食品に生えるカビやキッチン・風呂場につくカビなど、多くの種類があります。その数は何十万種にも上るといわれます。

 

 

そのなかで皮膚表面の角質層に寄生するカビは、一括して皮膚糸状菌あるいは白癬菌とよばれています。

 

白癬菌に感染して起こる疾患を白癬とよび、主として足に起こる白癬が水虫です。白癬菌は、日本に8~9種類ほど生息しています。

 


 

白癬菌に感染すると

 

白癬菌は全身のどこの皮膚にも寄生する可能性があります。

 

頭部白癬(しらくも)

頭髪に感染し、部分的に髪が切れたり抜けたりします。

 

手白癬

手のひらと指に起こり、角質増殖型か小水疱型です。

 

足白癬

足の裏、指、指間にできる、いわゆる水虫です。

 

体部白癬(たむし)

顔から脚まで、腹部以外のうぶ毛の生えている皮膚にできます。環状の乾いた湿疹が典型で、かゆみの強さはさまざまです。

 

股部白癬(いんきんたむし)

内股の外陰部周辺に弧状の乾いた湿疹ができ、かゆみを伴います。

 

白癬菌は皮膚の角質層にすみつく

白癬菌は皮膚の角質層にすみつく

 

皮膚は、人体の一番外側を覆っている臓器で、外側から表皮、真皮、皮下組織に大別されています。

 

さらに表皮も何層かに分かれており、白癬菌がすみつくのは最外層の角質層です。

 

角質層はケラチンという硬いタンパク質を主成分とする層で、外界からの防衛の役割を担っています。

 

白癬菌はそのケラチンを栄養源にして生息しています。この角質層は、やがて垢となってはがれ落ちます。

 

はがれ落ちた角質層には白癬菌が付着していることが多く、感染源となります。

 


 

水虫の原因

 

靴と靴下によるムレが大きな要因

 

白癬菌が、皮膚の一番表面の角質層に感染して起こす皮膚疾患を白癬といい、足に発症するものを俗に水虫といいます。

 

外陰部に感染した場合は「いんきんたむし」、手足以外の胴体、腕などに感染したものを「たむし」や「ぜにたむし」とよびます。

 

頭に感染してできる皮膚疾患は「しらくも」とよばれますが、原因となるのが白癬菌であることに変わりはありません。

 

 

水虫の原因の白癬菌はカビですから、高温多湿を好みます。特に暑く、じめじめした日本の夏は、カビには絶好の生息条件を備えていることになります。

 

実際、梅雨時になると白癬菌の活動は活発になって、水虫の症状に悩む患者の数が増えます。反対に寒く乾いた冬には症状は治まります。

 

ただし、気密構造の建物が普及し、暖房で部屋が暖められているため、冬でも症状の出る人が増えています。

 

 

水虫は従来の「季節病」から「通年病」へと変わってきました。水虫は「文明病」ともいわれます。靴を履かなかった明治以前の日本の医学書には、水虫に相当する皮膚疾患の記述はなかったといわれています。

 

毎日、靴下と靴を履く生活が長くなると、足はいつも靴の中でムレている状態です。白癬菌にとって絶好の生息環境となり、水虫感染の大きな原因となっています。

 

 

仕事をもつ女性が増えて、オフィスで一日中窮屈なパンプスとストッキング姿で過ごすようになってから、これまで男性に多かった水虫は女性にも増えており、5~6人に1人は感染しているといわれています。

 

子どもの水虫も増えています。家庭で水虫に感染する機会が増えたことが原因として考えられます。さらに、猫や犬などのペットから感染する場合もあります。

 


 

水虫感染の仕組み

 

皮膚の角質を栄養源に繁殖する

 

皮膚は、人体の一番外側を覆っている一種の器官で、複雑な構造と働きをもっています。その表面積は、身長160cm、体重50kgの人で、約1.6㎡、畳1畳分に相当します。

 

皮膚は大きく分けると一番外側の表皮、その下の真皮、さらにその下にある皮下組織から構成されています。

 

一番外側の表皮は、さらに構造的にいくつかの層に分かれますが、最も深い部分にあるのが基底層とよばれる組織です。

 

 

基底層では細胞が盛んに分裂し、表面にある部分を外へ外へと押し出します。基底層でできた細胞は次第に外側へ押しやられ、最終的には最外層の角質層を形成します。

 

 

角質層の主成分はケラチンという硬いタンパク質ですが、これは死んだ細胞のため、やがて垢となってはがれ落ちていきます。角質層にあるケラチンは外敵から人体を守る防御の最前線の役割を担っているため、非常に強固な層をつくっています。

 

 

白癬菌はそのケラチンを溶かすケラチナーゼという酵素をもっていて、ケラチンを溶かして栄養にします。そのため垢になった角質層には白癬菌が無数にいます。

 

室内でははだしで歩くことが多いので、水虫に感染した人の落とした垢についた白癬菌が足の裏の皮膚に付着し、感染することになります。

 

 

水虫が足に多いのは、このように感染の機会が多いというだけでなく、足の指の間はムレやすく高温多湿なうえに、足の裏はこの角質層が最も厚くケラチンも多いので、白癬菌にとって都合がよいからです。

 

水虫を起こす白癬菌としては、現在十数種類が知られています。そのうち、日本でみられるのは8~9種といわれますが、多いのは紅色菌と趾間菌(しかんきん)の2種類で、全体の90%以上を占めています。

 

 

白癬菌は、足の裏からはがれた垢の中に数週間から数か月生きているといわれます。

 

最も感染源になりやすいのは、浴室やプールの足をふくマットといわれますが、感染者がいる場合には、畳の上やカーペットにも白癬菌は多数生息しているので、足ふきマットだけが特に危険というわけではありません。

 

 

要は足に白癬菌が付着し、繁殖するのに十分な温度と湿度があれば感染は起こり、増殖していきます。ただし、白癬菌が足に付着したからといって、すぐに水虫が起こるわけではありません。

 

水虫が発症するまでには、一定の期間が必要で、その期間は人によっても違いますが、数日から1週間程度といわれています。

 

 

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