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生活習慣病の原因と要因(リスクファクターという考え方)

生活習慣病の原因と要因(リスクファクターという考え方)

 


 

さまざまな生活習慣病の原因を引き起こす危険性をもった要因のことを、リスクファクター(危険因子)といいます。

 

WHO(世界保健機関)が1986年に定めた健康推進憲章では、先進国の死亡原因となる病気のリスクファクターの多くが生活習慣にあると指摘し、人々の生活習慣を健康的なものに変えていくことを提言しています。

 

 

心臓病の場合、高血圧や高コレステロール、喫煙、糖尿病、肥満などが主要なリスクファクターとなっています。

 

脳卒中を起こす脳血管障害は、高血圧動脈硬化、飲酒などがリスクファクターです。

 

 

これらのリスクファクターには、それぞれ危険度を知るための指標があります。

 

高血圧は血圧の値、コレステロールは血中の総コレステロール値やLDL(低比重リポ蛋白)値、喫煙はタバコの本数、糖尿病は血糖値、肥満はBMIのような肥満度の指数が指標となります。

 

動脈硬化は、血圧値やコレステロール値、血糖値などが、飲酒は、量と期間がかかわってきます。

 

 

リスクファクターの背後には、脂肪や塩分のとりすぎ、高エネルギーといった食事の偏りのほか、運動不足や過剰なストレスなどの生活習慣上の問題点があります。

 

がんの場合、大腸がんでは脂肪のとりすぎや食物繊維の不足、飲酒などが、胃がんの場合は塩分の過剰摂取や熱い食べ物、不規則な食事などがリスクファクターとしてあげられています。

 

 

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このほか、精神的なストレスも、生活習慣病のリスクファクターとなります。

 

生活習慣病を予防するためには、ライフスタイルを変えて、生活習慣病の原因となりうる様々なリスクファクターを減らすことが重要なポイントになっています。

 

 

 

結核などの感染症から生活習慣病へと日本人の主要な疾患が入れ替わるなかで、病気になってから治療するのではなく、一人ひとりが病気にならないように積極的に健康づくりに取り組むセルフ・ヘルスケアの時代になりました。

 

高齢化社会を迎えて、慢性疾患である生活習慣病の患者はますます増える傾向にあります。

 

 

身についた生活習慣を改めるのはなかなか難しいものですが、健康でなくては毎日の生活を楽しく過ごすことはできません。

 

ただし、強制されて食事の節制や運動を行うのでは、ストレスとなってかえって寿命を縮めるともいわれます。

 

自分にとって健康がいかに大切かを見直すことから、じっくりとライフスタイルの改善に取り組む必要があります。

 

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