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前ぶれもなく激しい痛みや腫れが起こる?痛風の症状を見分けるポイント

目次

 


 

【痛風】 前ぶれもなく激しい痛みや腫れが起こる痛風の症状を見分けるポイントと痛風によく似た病気

 

痛風の症状 急性発作の繰り返しから慢性化へ

 

ほとんどの場合、痛風の初期症状に足の親指のつけ根の関節に、何の前ぶれもなく激しい痛みや腫れが起こります。

 

痛みの程度は、よく間違われる関節リウマチと異なり、極めて激烈で、「関節の中に溶けた鉛を注ぎ込んだようだ」とか、「人がそばを歩くだけでも痛みが走る」などといわれます。

 

 

また寒気や発熱、ふるえなどを伴う場合もあります。ただ、このような激烈な発作は放置しておいても早ければ2~3日、遅くても2週間以内には治まります。

 

ただし、発作が治まっただけで、その原因である高尿酸血症という状態が治ったわけではありません。

 

 

しかし患者は病気が治ったと錯覚して、何の治療もしない場合があります。するとまた激しい痛みの発作が起こってきます。

 

このような発作を繰り返していると、痛風の関節炎は、急性から慢性状態へと進みます。尿酸はからだのさまざまな部分に沈着し、あちこちの関節が痛むようになります。

 

 

それだけではなく、腎臓や心臓、脳など、さまざまな臓器に重大な障害を起こします。

 

例えば腎臓に疾患があるときには、さらに機能を低下させ、慢性腎炎から腎不全へと悪化させていくことになります。

 

 

これらの臓器では関節のような自覚症状がないことが多く、知らないままに病気が進行して手遅れになりがちです。ここが痛風の怖いところです。

 


 

 

痛風発作を見分けるポイント

 

成人男性で次の項目に当てはまったら、痛風の疑いが濃厚です。放置しないで、医師の検査と治療を受けましょう。

 

  1. 足の親指のつけ根やかかと、足の甲、くるぶしの関節などが激しく痛みます。
  2. 突然痛みが起こり、24時間以内にピークに達します。
  3. 痛みのある部分が赤くなり、腫れています。
  4. 多くは1度に1か所の関節だけが炎症を起こします。
  5. 強い痛みは1週間以内に治まります。
  6. 痛みの発作は年に1回から数回、反復します。

 

体内の尿酸が異常に増えて、結晶となって関節部分にたまり、激しい痛みを引き起こします。慢性化すると腎臓病の危険もあり、注意が必要です。

 

 

痛風の診断 血液中の尿酸値が決め手

 

激しい関節の痛みがあった場合、一応痛風が疑われます。

 

しかし、それだけで正確な痛風の診断はできません。関節炎を起こす病気にはたくさんの原因や種類があり、治療の方法も異なります。

 

また、同じ痛風でも進行度はどの程度なのか、全身症状はどうなのかなど、病態を的確にとらえなければ正しい診断をすることができません。

 

 

まず総合的に、正確な診断を下す必要があります。基本となるのは医師の問診です。

 

発作のあった日時、その痛みの程度、痛んだ部分、痛みが続いた期間などのほかに、病歴、薬使用の有無、家族に痛風患者がいるかどうかなどが、診断の参考とされます。

 

 

一番確実な診断は、尿酸の結晶の証明です。そのために、関節穿刺(せんし)という方法で、関節に注射針を刺して関節液を採って調べます。

 

なかには関節液が採れない場合や、発作が治まってから受診するため、調べることができない場合があります。

 

 

そこで、血液・尿検査をはじめ、心電図検査、レントゲン検査、腎機能検査、超音波検査、CT(コンピューター断層撮影)検査などをして、総合的に判断することになります。

 

なかでも重要なのは、血液中の尿酸値の測定です。健康な人でも、個人差や性別、年齢によって尿酸値が異なっています。

 

 

実験的に血液中に溶ける尿酸の量は、1dl中7mg程度が限界とされています。そこで、尿酸値は1dl中7mgまでなら正常というのが、最近採用されるようになった共通の基準です。

 

それ以上になると高尿酸血症で、治療が必要とされています。男女別に異なった尿酸の正常値が示されている資料もありますが、男女とも7mg以下というのが正常値(基準値)です。

 


 

痛風によく似た病気

 

手足の関節が激しく痛むのですが、痛風以外にもよく似た発作を起こす病気はあるのでしょうか?

 

痛風に間違えられやすい病気はたくさんあり、なかでもよく間違えられるのは、関節リウマチです。

 

関節リウマチは痛風と違って、女性に多く、一つの関節よりも、二つ以上の関節が痛むことが多く、しかもその痛み方はじわじわとくる慢性的な痛みです。

 

 

また肘にグリグリができていることなどもあり、免疫の異常がベースになって起こります。中高年に多い変形性関節症も、時々間違われます。

 

しかし、この病気は膝に起こりやすく、また痛風発作のように激しく痛むことはまずありません。

 

 

偽痛風は、確かに症状は痛風に似ています。しかし、痛風ほど痛みがひどくなく、痛む場所も膝や足首などの大きな関節にくることが多くなります。

 

そのほか、回帰性リウマチという珍しい病気は、痛風と非常によく似た発作を起こします。

 

 

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