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胃炎の知恵袋・質問集

胃炎の知恵袋・質問集

 


 

朝食を抜くのはなぜいけないのですか?

夜型の生活を送っている受験生やサラリーマンなどのなかに、朝食を食べない習慣の人がいます。これは胃にとってよくありません。

 

胃液は睡眠中はあまり分泌されず、朝目覚めとともに大量に分泌されます。ところが、朝食を抜くと消化するものがないため、胃液が直接胃の粘膜を刺激してしまいます。

 

このため、びらんや潰瘍などができてしまうこともあるのです。

 

 

ストレスが胃の病気をもたらすのはなぜですか?

精神的なストレスを感じると、大脳皮質、視床下部、迷走神経を介してガストリンとよばれる消化管ホルモンが分泌され、このホルモンが胃液の分泌をうながします。

 

一方、ストレスに反応して副腎皮質ホルモンも分泌されますが、このホルモンも胃液の分泌をうながすほか、胃や十二指腸の粘膜の抵抗力を弱めてしまいます。

 

食べ物と無関係に胃液が分泌されると、胃の粘膜をいためることになるので、胃にさまざまな症状が出てしまうのです。

 

またストレスを感じると、胃の筋肉が縮まることから、胃の血液の流れも悪くなり、この点からも胃に悪影響を及ぼします。

 

 

胃炎から胃がんになる可能性はありますか?

胃炎や胃潰瘍が進行したからといって胃がんになることはありません。

 

ただ、胃炎などを繰り返していると、ストレスによって胃をいためつける結果になり、慢性的なストレスによる刺激によって胃がんが起こるリスクを高めるということはありえます。

 


 

 

胃炎を起こすヘリコバクター・ピロリ菌とは?

ヘリコバクター・ピロリ菌は、長さ3ミクロンの細菌です。1983年、オーストラリアの研究者マーシャルが、ヒトの胃粘膜から分離培養に成功し、自ら飲んで胃炎になったと発表して話題になりました。

 

「ヘリコ」はらせん形、「バクター」は棒状の菌を意味します。また「ピロリ」は胃の出口である幽門をさす言葉です。

 

この菌が最初に発見されたのが幽門からだったため、こうよばれています。

 

 

ヘリコバクター・ピロリ菌はアンモニアを産生しているとみられ、これが胃の粘膜を傷つけ、胃炎、胃潰瘍、胃がんなどの原因になっているのではないかと、さまざまな研究が発表されています。

 

この菌を除菌することで、何度も再発するやっかいな胃潰瘍などが治療できるといわれ、日本でも精力的に研究が進められており、実際に除菌療法も盛んです。

 

 

日本では40歳以上の人の半数以上がこの菌に感染しているとされています。

 

しかし、感染したすべての人が胃炎や胃潰瘍などになるわけではなく、せいぜい10%程度といわれています。

 

 

このため、ピロリ菌以外にも胃粘膜の血流や粘液などの障害が胃疾患の発症には大きく関係していると考えられています。

 

ピロリ菌は経口感染するようですが、いつどんなかたちで感染するのかくわしくわからないため、予防はできません。

 

 

子どもの胃炎で多いのは?

子どもの胃炎で多いのが、急性感染性胃炎です。

 

ロタウイルスなどのウイルス、キャンピロバクターなどの細菌が原因になります。

 

 

とくに、インフルエンザにかかった場合、発熱、頭痛、咳、鼻水などの特有の症状のほかに、胸のむかつき、胃部不快感、胃痛、食欲不振、嘔吐といった胃炎の症状や下痢などを起こすことがよくあります。

 

冷たいものの食べすぎなどによる急性胃炎も、子どもには多い病気です。

 

1日に2個も3個もアイスクリームを食べさせないようにしましょう。

 

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