トップへ戻る

貧血の知恵袋・質問集

貧血の知恵袋・質問集

 

 

最近、顔色が悪いとよく言われます。めまいもするのですが、貧血でしょうか?

顔色が悪い、めまい、動悸などは貧血に特徴的な症状で、また女性の場合は毎月の月経もありますから、貧血の可能性は高いと思われます。

 

一般的には、症状になかなか気づかないことも多く、気づいて検査をした時点ではかなり進行していることもあります。

 

しかし、貧血の症状はほかの多くの病気でもみられるもので、自覚症状だけでは判断しきれません。ただし、月経不順や過多月経の自覚があったり、食生活も不規則なら、まず貧血に間違いないでしょう。なるべく早く受診することをお勧めします。

 

貧血で医師から鉄剤を処方されたのですが、胃の具合が悪くなって困っています。

胃腸の弱い人のなかには、鉄剤が合わないという人はけっこういます。

 

胃の薬を同時に処方してもらい、鉄剤の服用を続けるとよいでしょう。また、飲み方にも注意が必要です。空腹時の鉄剤服用は胃腸障害を起こしやすいので、食事をとった直後に飲むことをお勧めします。

 

1回の量を少なめにして、症状が起きにくいようにしてもかまいません。気長に治療を続けることが重要です。

 

以前の鉄剤は緑茶やコーヒー、紅茶などによる吸収の低下がみられましたが、最近の製剤ではあまり気にする必要はありません。鉄剤の服用を短期間でやめてしまうと、貯蔵鉄をたくわえるまでに至らないで治療効果が下がってしまいます。

 

どうしても耐えられないときには、医師と相談するとよいでしょう。

 

 

外食が多いのですが、不足しがちな鉄分の補給はどうしたらよいでしょうか?

外食では一般的にたんぱく質、ミネラル、ビタミン類などが不足しがちですから、特に貧血の予防に大切な鉄分ビタミンB12葉酸などを補うには工夫が必要です。

 

基本はたんぱく質と野菜を十分にとることです。

 

外食でも、野菜を多く使った料理を選びます。定食やセットメニューなどを選ぶのもよいでしょう。ハンバーグのような半調理品よりも、焼き魚、天ぷら、焼肉定食のように素材が何であるかがはっきりしているメニューを選ぶのがコツです。

 

鉄分の多く含まれるレバーが好きな人なら、折にふれ外食でもとり入れるとよいでしょう。

 

家庭では、外食で不足しがちな野菜を多く使った料理にするなども大切です。

 

鉄のフライパンを使うと貧血の予防に役立つと聞きましたが、本当ですか?

本当です。

 

フライパンや鍋だけでなく、鉄製の食器も鉄欠乏性貧血の予防に役立ちます。

 

理由は単純で、それらを使用しているうちに鉄成分が溶けて食品に混じるため、意図しなくても鉄を含んだ食品を食べているのと同じだからです。

 

鉄を強化した食品や鉄のサプリメントで鉄をとってもかまいませんか?

基本はあくまでも食事です。鉄を多く含み、吸収率のよい食品、たとえば豚の肝臓や大豆などを使った料理を、できるだけ食べるようにしてください。

 

ただ、女性は男性より鉄を多くとる必要があるので、食事だけで十分に補えないようなら、鉄添加食品やサプリメントを併用するのもひとつの方法です。

 

貧血には鉄分だけでなくビタミンCやビタミンB12もとらなければいけないと聞きますが?

鉄の吸収にはビタミンCが大きな役割を果たしていますし、赤血球の産生にはビタミンB12葉酸が必要です。

 

ビタミンCを含む野菜、果物やビタミンB12を含む、魚介類や肉類、葉酸を含む緑黄色野菜や肝臓などを食べるようにしましょう。

 

 

子どもが貧血っぽいのですが?

子どもの貧血には、造血の減少で起こるものと、溶血や失血によって赤血球が破壊されたり消失したりして起こるものがあります。

 

また、年齢によって発生しやすい種類は違います。

 

新生児では、母子間の血液型不適合によって起きる新生児溶血性貧血のほか、出産時の出血によるもの、感染による貧血が特徴的です。

 

生後1か月ころから1歳までの乳児期では、身体の発育に対して赤血球量の増加が間に合わず、生理的貧血を起こします。

 

6歳までの幼児期では、食生活の偏りによる鉄欠乏性貧血、6~12歳の学童期では、感染症の病気が背景にあって起きる二次性貧血(続発性貧血)が多くなります。

 

貧血が疑われるときは、すみやかに治療を受けさせることが大切です。

 

スポンサーリンク

 

 

関連ページ

貧血とは
赤血球やヘモグロビンが不足すると貧血になります。自覚症状がない場合も多いため、知らずに悪化させてしまうことがあります。
貧血の症状・検査 自分でできる貧血チェック!
貧血の症状・検査など詳しく解説しています。貧血でお悩みの方は参考にしてください。貧血症状の出方や重症度はヘモグロビンの減少の程度と、貧血の進行具合によって異なります。血液の検査はどんなクリニックでもでき、結果も数日で出ます。貧血の診断は簡単ですが、ほかの病気との鑑別や、貧血の種類の特定には、さらにくわしい検査が必要になります。
貧血の原因とその治療 いろいろな種類の貧血があり、それぞれ治療法が異なります。
貧血は大きく分けて3つの原因で貧血の症状が現れます。貧血の3大原因は出血、赤血球の生産低下、破壊です。それぞれの貧血の原因と治療法を掲載しています。
貧血を予防する食生活(鉄分・葉酸・ビタミンB12を多く含む食品)
日ごろから貧血の予防に努め、発症したとしても早期治療と回復を得られるように対策しましょう。鉄を多く含み、吸収率も高い食品を正しく摂取することによって、貧血を予防することができます。赤血球産生(造血)の時に不可欠な栄養素に葉酸があります。また、ビタミンB12が不足すると巨赤芽球性貧血を引き起こします。

このページの先頭へ戻る