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動脈硬化の予防に効果がある食生活!危険な要因を生活のなかから排除!

目次

 


 

魚は動脈硬化の予防に役立つ

 

魚は動脈硬化の予防に役立つ

 

動脈硬化を予防するには、魚を積極的に食べるとよいことがわかっています。

 

同じ民族であるイヌイットの間でも、グリーンランドに住む人は、デンマークに住む人よりも、動脈硬化になりにくいという有名な調査研究がありました。

 

これは、グリーンランドでは魚をたくさん食べるのに対し、デンマークでは牛肉をたくさん食べるためと考えられています。

 

魚と肉の脂肪は、タイプが違います。

 

魚や植物油に多いのは不飽和脂肪酸ですが、肉類やバター、チーズなどの乳製品には、飽和脂肪酸が豊富です。

 

不飽和脂肪酸にはいくつか種類があり、魚に含まれるエイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸は多価不飽和脂肪酸といいます。

 

サフラワー油・ヒマワリ油・大豆油に多いリノール酸、オリーブ油に多いオレイン酸は、一価不飽和脂肪酸です。

 

動脈硬化の予防に効果があるのは、不飽和脂肪酸で、特に多価不飽和脂肪酸は、LDLや中性脂肪の運搬・排泄を高める働きをしたり、血小板の凝集を防ぎ血栓をできにくくする働きをします。

 

 

一価不飽和脂肪酸も、LDLを低下させる働きがありますが、リノール酸はとりすぎると、善玉コレステロールのHDLも低下させてしまうので、注意しなければなりません。

 

ちなみに、多価不飽和脂肪酸が多く含まれている魚は、イワシ、ブリ、サンマなどです。和食中心の生活をしていたかつての日本人は、動脈硬化になる人が少なかったのですが、最近は魚よりも肉を食べる人が増えているので、動脈硬化になる危険が増しています。

 

キノコや野菜類をたっぷり摂取しておくと、脂身の肉を食べても、キノコや野菜に含まれる食物繊維が脂肪の吸収を抑制し、動脈硬化を防ぎます。

 

 

 

動脈硬化の危険因子であるストレスとの上手な付き合い方

 

ストレスは動脈硬化の危険因子ですが、ストレスそのものが問題というよりも、ストレスに対するからだの反応が、動脈硬化を促進していると考えられています。

 

そこで、ストレス対策のポイントは、いかにストレスとつきあうか、その術を身につけることです。

 

 

まず、無用なストレスをみずからつくり出さないことです。間違った医学知識を信じてビクビクしたり、怒りっぽく、他人との協調性を欠く行動をしていると、ストレスは増えてしまいます。

 

ストレスの受け止め方も心がけ次第で上手になります。人間は欲望が満たされないとストレスを感じますが、その欲望が過大なものでないかどうか考え直してみてはどうでしょうか。

 

 

ストレス状態を長期にわたって継続するのも、よくありません。長期間のストレスにさらされると、血圧が低下して血液循環が不活発になります。

 

こういう状態では、血液が固まりやすくなったり、血管が傷つきやすくなったりします。

 

 

心筋梗塞、脳梗塞といった発作や過労死は、こうした状態で起きることが多いのです。疲労が蓄積する前に、気分転換を図ったり、余暇を楽しみましょう。

 

健康なからだを保っていれば、ストレスがあっても、その影響を小さくとどめることができます。若いときから、ストレスに強いからだづくりをして、動脈硬化の促進をくい止めましょう。

 

ストレスをためず、高血圧脂質異常症(高脂血症)糖尿病、肥満といった生活習慣病に無縁の健康的な生活を若いころから続けていると、長寿につながります。

 

 

コーヒーの多く飲むのは避ける

 

コーヒーを多く飲む人に、動脈硬化性の疾患、なかでも狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患になる人が多いという調査結果がいくつか出ています。

 

ただし、コーヒーそのものが悪影響を与えているかどうかについては、結論が出ていません。コーヒー豆自体には、脂肪成分が豊富に含まれていますが、フィルターによって抽出した後では、脂肪成分はほとんど残っていないのです。

 

また、コーヒーに入れるミルクや砂糖などが動脈硬化を促進している可能性もありますし、コーヒーを好んで飲む人は、朝食を食べない、夜ふかしをする、ストレスが多いといった生活パターンをしていることが少なくないため、こちらが動脈硬化促進の主な原因となっている疑いもあります。

 

とはいえ、コーヒーをたくさん飲んでコレステロールが低下したという報告はありません。

 

すでに、動脈硬化性疾患のある人や、コレステロール値が高いと健康診断などで指摘されている人は、コーヒーを1日に何杯もおかわりしたりしないほうがいいでしょう。

 

気分転換にちょっと1杯、といった上手な飲み方をしたいものです。

 

 

禁煙など生活上の注意点

 

動脈硬化の危険な要因は、長期間継続して行われる疫学調査によって、明らかにされています。

 

加齢、男性および閉経後の女性、家族歴の3点は、それ自体改善できない危険な要因ですから、該当する人は、生活に注意が必要です。

 

本人の努力により改善可能な危険な要因は、高血圧糖尿病脂質異常症(高脂血症)、肥満、心電図異常、高尿酸血症・痛風、運動不足、ストレス、過度の飲酒、喫煙などです。

 

このうち、高脂血症、高血圧、喫煙の3つは、特に3大危険要因とよばれています。危険な要因をたくさん持つ人は、それだけ動脈硬化を起こしやすいので、1つでも危険な要因を減らすようにしましょう。

 

 

 

若いうちからの予防が大切

 

動脈硬化はあらゆる生活習慣病(成人病)と深い関係にあり、生命の危険を伴う重大な病気を引き起こします。

 

動脈硬化を促進させる危険な要因を生活のなかから排除し、予防に努めることが大切です。

 

 

すでに高血圧、高脂血症、糖尿病、肥満症、痛風などの生活習慣病を発症している人は、それぞれの病気を完治させないと、動脈硬化が進み、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞、腎不全、閉塞性動脈硬化症といった病気を合併してしまいます。

 

動脈硬化の予防は中高年になってからではなく、若いうちから取り組むほうが効果的です。

 

動脈硬化の進行そのものを遅らせるだけでなく、健康的なライフスタイルを無理なく築くことができます。

 

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